# 営業を頑張らないと売れないような製品なのか?
Twitterをみていたら、『これから営業を頑張っていくという話をしたら、友人から「営業を頑張らないと売れないような製品なの?」と言われた』というようなエピソードを見かけた。
# 購買ファネル
一般的に言われるようなアイドマモデルというか、認知して、興味関心を持って、比較検討をして、購買に至る、みたいな。そこから自分がいるSaaS業界みたいなところだと、ダブルファネルといって、継続して使ってもらって、知り合いに紹介してもらって、情報発信もしてもらう、みたいなのがベストな流れ。
# 顧客折衝をする技術職
自分はここ7年くらい、Solutions ArchitectとかSolutions Engineerというロールで、顧客折衝をする技術職をしている。ファネルのどの部分にもしっかり顔を出して役割をこなす必要があるので、経験があってバランスを取れた人じゃないと難しいのかな?とは思うけれども、逆に言うとそれぞれのフェーズにはそれぞれのプロがいて、大体マーケティング、プリセールス、ポストセールス(カスタマーサクセス)なんていう編成になっているのではないかと思う。
# 各ロールの必要性
製品がいくら成熟しても、今まで振り向いてくれなかった人にリーチしてそれを引っくり返すためには、こちら側からアウトバウンドにアクセスする必要性は変わらないと思う。マーケティングオートメーションや各種ツールで自動的に行えることが増えているのは間違いないと思うけど、契約のクロージングってそんなに甘くないって今の会社にいて凄く思うし、そればかりか、トライアルにサインアップしてもらうのだって簡単じゃない。
逆にテクノロジーの世界では、今まで出来なかったようなことが色んなプロダクトを組み合わせるだけで実現できてしまうことが増えてきた。ノーコードとかって言われる分野にソリューションなんちゃらみたいな技術職の人が(実際は必要なのかもしれないけど)いるのは何となく違和感があるというか。
# 自分の生存戦略
自分は今日41歳になったわけだけど、少なくともあと20年以上働くことになる。22歳で社会人になって70歳で引退するとしたら、48年間働くわけで、そういった観点ならまだ折り返し地点にも届いていない。
どこかのタイミングで、プロダクトやソリューションを売る立場から、また開発現場に戻るのかなぁなんておぼろげながら考える。
限られた時間というリソースの中で、何を自分に投資するか。
不惑ってなんだろね…笑