# Tim BrayがAWSをAmazonから切り離して欲しいと言い始めた
Tim Bray(@timbray)っていう有名エンジニアが、Amazon/AWSを去ったっていうのは、『俺は毎年日本に行ってたんだよ』って言ってたTim BrayがAmazonを辞めていた… | ヨシダレッドでも書いたけど、また何やら物議を醸しているようで、、
今度はA-Cloud PR/FAQっていう記事で、
I’d like to see AWS split off from the rest of Amazon and I’m pretty sure I’m not alone
って言ってて、日本語にすると、『AWSをAmazonから切り離して欲しいし、そう思ってるのは自分だけではないはずだ。』って感じかなと。
# 確かにAmazonの競合に使ってもらえない…っていうのはあるかもだけど
Tim Brayのブログポストの中にCan Amazon keep growing like a youthful startup?から引用したとされる(登録しないとこの部分まで読めない…)👇は、、
Potential customers worry that buying services from AWS is tantamount to paying a land-grabber to invade your ranch
日本語にすると、『見込み顧客が、AWSのサービスを使う(買う)ことは、お金を払って土地を盗もうとする人(land-grabber)に自分の牧場に侵入させようとするのと同等のことだ』って感じかと思いますが、、さすがにそんなことはないだろうし、じゃあその企業が使ってる全てのSaaSプロダクトのバックエンドで1ミリもAWSが使われてないって言い切るのは相当難し状況だと思うし、仮にAWSを使ってたからと言って何の問題があるのか?っていう話で。(逆もしかりでAmazonはMS製品をもの凄い量使ってるし、Googleに広告を出稿してるし、、)
そして、これは自分の主観的な見方になるかもしれないけど、例えばワンチームってラグビーのワールドカップで有名になった言葉があるけど、Amazonに居た頃に、とにかく良く皆んな『One Team』って言ってたな、と。
でも、じゃあ楽天と比べてどうか?って言ったら、圧倒的に楽天の方がOne Team感あった。
毎週参加が義務付けられた朝会で、各ビジネスの数字がこれでもか!ってほど共有されて、開発部の〆会でも、各ビジネスに対してどういうコントリビューションをしたかが各事業担当の開発部のマネージャーから伝えられるような感じだった(少なくとも自分が在籍していた時は)。この部署にはこんな人がいて、こんな取り組みをしてるんだ、とか。この事業はいつまで経っても目標達成できないな、とか。そして、とにかく横展開。
もし、仮にAmazonの中のどこかにland-grabberがいたとして(そりゃビジネスやってりゃ競合はどっかにいるでしょう)、AWSをフックにしてそいつがinvadeするような仕組みになってるか?って言ったら全くそんなことは無いし、それはTim Bray自身がよく分かってるはずだし。
どっちがイイか悪いかとかが言いたいのではなく、なんというか本質的でない理由でAWSを選ばない人がいるのだとしたら、勿体ないというか、自分たちの時間やリソースを無駄に浪費してるのかもしれないよな、と。。(冷静に客観的な目線で捉えて使う使わないを決めればいいわけで、、)
# なんとなく言いたいことが分からんでもないけど、、
6-pagerとかPR/FAQとか、言いたいだけじゃね?感もあるような気もするし、なんかGitHubの👇も嫌味ったらしくてアレよねぇ。。
もし、辞めてった自分の元上司がこんなことやりはじめたらちょっと嫌かもなぁ。。(いや、逆に面白いのかな…笑)