# BBCの新型コロナに関する『Tokyo hospitals trying to stay ahead』をみました
日頃、新コロに関する報道等をみるのは避けていて、NHKのニュースや小池知事の"Novel Coronavirus Latest Information"くらいしかみていないのですが、Facebook上で友人がシェアしていたBBCのニュースが病院の中に入った臨場感のある報道をしていたので、日本語で紹介してみたいと思います。
# Coronavirus: Tokyo hospitals trying to stay ahead
Covid-19に関して、日本は抑え込みに成功してきましたが、エピデミックは広まっていて、東京では3500件、日本全体で12000件の患者がいます。
東京にいるお医者さん達は2周間前に緊急事態な状況だと述べていました。広まりの速度を下げるようにしなければ医療崩壊を招くと。
Rupert Wingfield-Hayes と BBCの東京チームは東京の南にある病院内に入って取材をしました。たった10日間でCovid-19ユニットを作ってオーバフローに取り組んでいます。
👆が記事の見出しの日本語訳です。
👇のURLからどうぞ。 https://www.bbc.com/news/av/world-asia-52400084/coronavirus-tokyo-hospitals-trying-to-stay-ahead
# レポーターのRupertさん
👇この絶妙な"すいませ〜ん"って言いながら軽く頭を下げて狭い病院内を歩いていくRupertさんは、かなり日本に精通している方とお見受けしました。
# 川崎市の聖マリアンナ医科大学の様子
2週間前までは壁の向こうにあるICUユニット向けの普通のナースステーションだったけど、完全にCovid19に移行。
コンピューターモニターが導入され、ユニット内の患者さんの様子がわかるようになっている。
Covid-19患者さん部屋の中ともモニター越しにコミュニケーション。
極力病院のスタッフは病室に入らないように工夫している。
なぜ、そのようにしているかというと、必要な装備が不足していて、PPE(防護具)も足りないから。
15あるベッドの中の11が既に患者さんで使われている。
患者さんは40代〜50代が中心。
一度Covid-19で深刻な状況になったとしたら2〜3週間は病院で人工呼吸器をつけなければならないというのが実際のところ、と語るFujitani先生。
日本には150万のベッドが病院にあると言われている。
しかし、Covid-19患者に使えるベッドは少ない。
普通の日本の病院には感染症を専門に扱う病棟のようなものは無く、それを専門に扱う別の(恐らく少数の)病院がある。
聖マリアンナ医科大学では、クリティカルケア(集中治療)をCovid-19に組み替えてさせている。
グリーン、イエロー、レッドという形で危険エリアを管理。過去2〜3週間でこれを構築した。
クルーの人たちのストレスレベルは最高潮に高まってる。
防護具を着ていても感染のリスクはある。
# Stay Homeですね、、
Fujitani先生がおっしゃっているように、とにかく医療現場は相当逼迫しているので、極力人との接触を避けて、感染を拡大させないように、と。
改めてことの重要性が把握できた気がしました。
そして、RupertさんおよびBBCのチームも感染のリスクがある中での取材、ありがとうございました&お疲れ様でしたmm