# ソリューションエンジニアとして今でこそ自宅勤務してるけど、その昔SIerのSEだった頃はそんなことなった的な振り返り

# 新卒で入社したSIerではリモートなんて概念はなかった

私は新卒でSIerに入社して以来、ずっとエンジニアをしています。

はじめての職場ではDELLのデスクトップPCで仕事をしていて、ミーティングの議事録を書くのに、ラップトップがあればその場で…なんて思うような日々でした。笑 (先輩に議事録をレビューしてもらって、2〜3回バック&フォースがあった感じでしたが、なんというか、そういう余裕があったんだなぁ、あの時代)

業界的に(?)朝遅い先輩とかいたけど、新人はちゃんと定時前にきて電話を取ったりするのが大事だった。

それなりの仕事が任されるようになって、なんかあったらデータセンターに拉致られて、体調崩す、、みたいな感じだったと思います。

# インターネットサービス企業では与えられたLet's NoteでVPN接続

記憶が曖昧だけど、2007年に入社した時点でラップトップで仕事をしてた気がして、開発用にDellのマシンが支給されてそれにLinuxを入れて〜みたいな2台体制が主流だったような気がします。自分もUbuntuを入れてSynergyってソフトウェアでWindowsとLinuxのマウスとキーボードを同期させて〜なんてことをやってました。

そして、本番環境で何かあった時用に、会社からはPHSとLet's Noteが支給されて、なんかあったらVPNで繋いでバッチ処理をやり直したりApacheを再起動したりみたいなことを夜な夜なやってた日々。

思い起こせば、これが自分のリモートワークのはじまりだったかも。

3.11の時は家から仕事してて、普通にプログラム書いたり、ちゃんと担当してるサービスが動いてるか監視してたり、開発環境のサーバーは電力が勿体ないからってシャットダウンしてイイか?みたいな会議にリモートから参加したり。

# クラウド事業でSolutions Architectしてた時はMacbook + VPN

BYODで自分で買ったMacbook Airをガッツリ使ってて、社内のリソースにアクセスするにはVPNが必要な感じで。

メールはモバイルからも見れたし、チャットもVPNなしでキャッキャウフフしてたから、会議がない日は家から働く人もいたし、お客さん先に直行直帰みたいのも普通で、この頃からそんなにオフィスにこだわりがなくなった感じで。んま、会社の環境に影響されて家にデカいモニター買ったけど。笑

# で、今の会社。2019年4月から。

最初の1ヶ月はランプアップでパリに滞在してたから、厳密には5月から。G SuiteやConfluenceやSlackやZoomや、それっぽいサービスをシングルサインオンなサービスを使ってという感じで、自分の場合はサーバーにログインするっていうことも無いのでVPNは使うことがなくなった。

お客様訪問をよくしていた時期もあったけど、オンラインでのミーティングが増えていった感。というのも、お客さんミーティングにはフランスかアメリカの営業の人が入って自分は通訳をする感じになるので、誰か一人がオンラインだとすると全員それでイイんじゃん?みたいな感じもあったりして。特にポストセールスなフェーズの場合。

で、生活はというと、普通に8時頃に起きてゴミ捨てに行って、軽く二度寝してからコーヒー飲みながら作業はじめて、お昼食べて、仕事して、夕方ジム行って、晩飯食って、風呂入ってねる、みたいな生活をしてた。

今はジムが休止中なのでそれが一番痛いところなんだけど、その代わりに出来るだけ家で筋トレしてジョギングするようにしてる。

奥さんは出社する人だったのが、リモートで働くようになったので、食材の買い出しが奥さんにやってもらっていたのを、最近は夜中のあんまり人がいなさそうなタイミングで割引になったものを買ったり、みたいなハックというか。笑

# 恵まれている環境

自分みたいにリモートでも仕事ができるIT業界にいるエンジニアは本当に恵まれていると思わなければいけないな、と。

お客様の為に一生懸命働くことが自分が今できる一番の社会貢献な気がするので頑張っていきたい所存です。

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