# U-NextのNHKオンデマンドで"男たちの旅路"をみた
戦争を体験したカッコ良すぎるおじさんガードマンの鶴田浩二が水戸黄門ばりに一つ一つの事件というかストーリーの最後の方にグッとくる説教をし、当時は敬語もまともに使えないような若者だった水谷豊や桃井かおり達の世代がインスパイアされていくといったドラマ。
今から見ると、コンプライアンスの緩さというか、テレビ番組の中でその番組でぶん殴っちゃダメでしょうとか、男性と女性の描写というか、当たり前のように桃井さんがビールのお酌をして自分は手酌するみたいのに違和感があったりもするのだけど。とにかく至るところに灰皿置いてあるしね。
そして水谷豊のデニム上下とかライダースとか、昭和の悪いニーチャンな感じが当時は人気あったんだろうなぁと。(ゴダイゴがエラく人気なのはよくわからないのだけど、キーボードの人がこのドラマの音楽全般を担当してて、個人的には疾走感とかグルーブ感とかたまらない感じです)
僕はいつも物事を斜に構えたというか、あまり真正面から捉えようとしないところがあって、ほぇ〜って感じで観てたんだけど、山田太一さんのフロウというか、若者とおじさんだけの対峙ではなくて、老人ホームを抜け出したおじいさん達が電車車両に立て籠もって、、なんてエピソードなんかは、最終的にハッピーエンドでもなんでもないし、グッとくるわけでもないけど、見応えあるというか。
そしてググって出てきたYoutube↑を観てて驚いたけど、桃井かおりがこの当時(2003年)で50歳とかスゲェな、と。。
で、更に驚きは、今はLAに住んでてイロイロ満喫してるっぽい、と。。すげーなー。