# たまにふと思い出す昔の上司の言動
確かサラリーマンになった2年目だか3年目くらいの頃。受託開発をする会社で働いていて、ちょっと技術的に成長して調子に乗ってた感じで。
『xx作業をするならx時までに申請してください』
みたいなルールがあって。とにかくエンドユーザーにも迷惑をかけてしまうかもしれないようなマズい不具合かなんかで、すぐにでも直してデプロイしなきゃいけない、みたいなシチュエーションで。ギリギリで申請をしました、と。
それまでにも何度か似たようなことがあったんだけど、なぜか夜中とかだと、責任感が強いお客様側の偉い人が鶴の一声的に作業をさせてくれることが続いていたのもあったんだけど。
そしたら出した申請の返事が『x時から1秒でも過ぎていたら、この作業申請は受け付けられません』とかって文言で、さすがにイラっとして電話をかけました、と。
先方『どうしてもその作業は認められません』 自分『そこをなんとかお願いできないでしょうか…』 先方『いえ、無理です。ってかベンダーのくせに何言っちゃってるんですか?』 自分『いやいや、コレで困ってる人いるから。ってかあんたんとこのお客さんが困ってんだよ?』 先方『規則は規則なので受け付けられません』
みたいなやり取りが続いて、さすがにブチ切れしてしまって、『てめぇ、そんなペチャクチャ話してる時間あんだったら、とっとと…』みたいな流れであまり良くない言葉を連発してまくし立ててしまいました、と。
で、その後、上司に呼び出されて。お前何言ったんだ?と。苦情入ってんぞ、と。 そして、上司にも思いの丈をそのまま述べてしまったのですが、『なんだ、じゃあお前悪くないじゃないか』とか言い始めて『何も気にしなくてイイからそのまま作業続けろ』と。
どういうやり取りがそこであったのか分からなかったけど、そのままその現場には居られたし、なんなら各社の課長級の人が出てくるミーティングにもなぜか駆り出されるようになったりして、今から思えば昼間は会社で開発して、夜中に三○のデータセンターでワーキャーするような、超絶ブラックな環境だったけど、ああいう現場で仕事できたことってラッキーだったなぁと。
今では、ちゃんと品質の担保がしっかりしてたり、最初から火が吹きそうなプロジェクトとか減ってたりするのですかね、、、?
だとしたら、残りのサラリーマン人生の中で、もう一回くらい受託開発の現場に戻ってみてもイイのかな?なんて思ったり思わなかったりする今日この頃です。